IPv6の普及を監視するTwitterBotを作った

IPv6kuma
Published: 2011-07-24

 「パラメータシート作りが面倒だ!時代は自動化だ!」ということで、仕事の合間に、初めてのRubyで、Ciscoのconfigを自動的にパラメータシートにしてくれるコードを書いているのですが、どうもうまくいきません。

 息抜きの意味合いで、他に自動化できる作業はないかなと色々考えた結果、毎日JPNICのページを見て「あーこの会社もIPv6始めるんだー」とニヨニヨする定期作業があることに気付きました。JPNICのページにアクセスする ⇒ Prefixが追加されているか確認する ⇒ 新規割り当てのPrefixをwhoisで調べる ⇒ 企業名を見てニヨニヨする、というどーしようもない作業です。

 そこで、このどーしようもない定期作業を自動化するTwitterBotを作りました。@IPv6kumaです。1時間に1回、JPNICのページにアクセスして、新規追加されたIPv6のPrefixを利用ユーザとともにつぶやいてくれる可愛いやつです。ローカルでのテストは実施済みなので、あとは実際にJPNICのページが更新されることを待つばかり。

 今後は、取得したPrefixをeBGPで広告しているかどうかを定期的にチェックする機能を付けたいなと思っています。「kongou_aeが、2001:e41:31d4:3648::/64を広告したクマー」みたいな感じです。Iv6は、Prefixを取得するだけではダメで、実際に経路を広告するまでが大事ですから。